2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

批評家はいらない。

問題点を言うだけで、自分は何もしないという人がいる。いわゆる批評家だ。何も言わないより、ましではあるが、さも自分はものをよく考えていて頭が良いと言いたげで、聞いている方は気分が悪い。問題意識を持ち、どうすれば改善できるかを考える。それをや…

正道を行く

決められた手続きを取らずにビジネスを進めることがある。ほぼ受注が取れるという見込みで見切り発車するなどよくあることだ。一方、見込みが外れることも多々ある。本来はひとつずつ決められた手順を踏んで進めるべきところだが、スピード経営を良しとする…

やる気をなくすとき

プロジェクトメンバーがやる気をなくすケースを思いつくままに書き出してみた。 ・自分の役割がわからない。 ・自分が必要とされていないと感じた。 ・自分の話を聞いてくれない。 ・働くための環境が十分揃っていない。 ・終わりが見えない。 ・仕事が増え…

要件の変更はプロジェクトを失敗に導く

プロジェクトは依頼者の要件を元に発足する。要件を元に計画が立てられ、納期が決まる。その要件が変わったり、増えたりすると当然計画も変わってしまう。この責任は当然依頼者側にあり、納期や費用の見直し、もしくはプロジェクトの範囲外として扱っていた…

おもしろきこともなきよをおもしろく

高杉晋作の時世の句「おもしろきこともなきよをおもしろくすみなすものはこころなりけり」は私の座右の銘でもある。今棲むこの世をおもしろくするのも、つまらなくするのも自分次第。他人のせいにするな。と言い聞かせてくれる。

ソフトウェア開発データ白書2005

大手ソフトウェア開発企業のプロジェクト実績を調査分析したもの。そのまま数字が使えるかどうかは、ケースによるが、参考にはなる。ソフトウエア開発データ白書2005作者: 情報処理推進機構,ソフトウェアエンジニアリングセンター出版社/メーカー: 日経BP社…

プロジェクトチームの作り方と実践の方法

プロジェクト管理の手法だけでなく、チーム作りなど人的資源や組織に関する話題も取り上げている実務書プロジェクトチームの作り方と実践の方法―現状を打破し、速く確実に事業に仕上げる プロジェクトマネジメントの仕方と成果の上げ方 (こんな実務書がほし…

親が果たすべき責任

親は子供が社会で生きていけるようになるまで養い育てる責任がある。経済的にも、精神的にも支えてやらねばならない。経済面では、衣食住はもちろん、社会で最大限の機会が得られるよう、子供が望む教育を十分に受けさせてやるべきである。精神面では、社会…

ピープルウェア(第2版)

我らがソフトウェアエンジニアの味方、悪徳管理者の敵、デマルコ先生の名著のひとつ。内容はIT業界の産業心理学。心理的側面からソフトウェア開発の生産性などを説いている。管理者としては部下に読ませたくない本。ピープルウエア 第2版 ? ヤル気こそプロジ…

マイルストーンを利用する

大きな目標を達成したければ、目標を小さく分割し、ひとつずつ片付けければ良い。プロジェクトではこの小さな目標をマイルストーンという。プロジェクトメンバーはマイルストーンに向かって仕事を進める。マイルストーンがないと、メンバーはプロジェクトの…

必要のないものは使わない

一昨日、あるフリーのHTMLエディタを試したくなり、インストールした。FTPの設定をした後、嫌な感じがしたので、Norton Internet Securityの接続ログを確認したところ、覚えのないソフトウェア会社に接続していたことが分かった。すぐにFTPのパスワードを変…

いちいち承認をもらおう

スコープ定義で成果物の範囲が決まったら、プロジェクトオーナーに承認をもらうべきである。作ったものの、「そんなもの頼んだ覚えがない。」と言われたら、そのショックは大きい。ショックだけで済めば良いが、それにかかった時間やコストは取り返せない。…

スコープ定義

プロジェクトの成果物や作業の範囲をスコープという。プロジェクトの最初にこれを明確にしておかないとそのプロジェクトはデスマーチになってしまう。何をするにしても終わりのイメージやゴールが見ながら仕事をしたいものだ。

ブログの効用

Web

最近は一日も休まず書いている。携帯で手軽に書けるというのが継続の理由だ。携帯なので、長い文章は書きづらい。短くコンパクトに話をまとめなければならない。読み手にとっても丁度良い長さではないだろうか?私は元々作文が苦手なので、文章をまとめる良…

ストレスは心を鍛える

社会にはストレスの原因が無数にある。いちいちそれらに負けていては生きていけない。人間は学習する動物なので、いろいろな種類のストレスを経験しているほど、サバイバル能力があると言える。若ければ若いほど適応能力があるので、小さなストレスとその回…

家庭教育を見直す

某高校の修学旅行で生徒が集団で過呼吸になったという。先生から叱られたことが原因だそうだ。専門的なことはわからないので、個人的な考えで言うと、家庭での叱らない教育に対する結果が出たと言える。子供を受容するのは必要なことである。でも、受容だけ…

人は人、自分は自分。

子供の頃、他人を羨むと、「人は人、うちはうち。」とよく叱られたものだ。だから、今でも流行には疎く、他人と違っていても大抵は平気である。それでも時折他人を羨ましく思うことがあるので、人間とは欲望に弱いものだとつくづく思う。他人を羨んでいると…

自分に投資する

私がソフトウェア業界に入ってからいつも心がけているのは、最新の技術情報を仕入れることである。日経産業新聞や共立出版のbit(廃刊)を定期購読していたし、専門書も数多く買って読んだ。今ではネットでいくらでも最新技術情報を知ることができるが、より詳…

自分の「売り」は何?

今や個人の価値が評価される時代である。自分に「売り」がないと埋没してしまう。自分の「売り」がわかっている人はどれくらいいるのだろうか。私も自分の「売り」がわからない。持って生まれた才能がある人は良いが、私のような凡人は時間をかけて「売り」…

仕事の引き受け方

仕事を引き受けるときは、その目的を確認し、その成果が依頼者にどのような利益をもたらすのかを知っておく必要がある。利益がないのであれば、相手のためにも、うまい言い方を考えて断るべきである。やる価値があれば、どうすれば、うまくやれるかを考える…

欲張らない

何事も欲張ってはことを仕損じる。システム開発も同じく、発注者であるユーザーには欲張らないようお願いすべきだ。できる限り必要最低限の機能に絞ってもらおう。機能数が多ければ多いほど、全体の整合性を取るのが難しくなり、失敗する可能性が高くなる。…

命まで取られることはない

事故や病気、金銭的なトラブルは別として、普段の生活では命まで取られるようなことはない。大抵の悩みは自分の思い込みや劣等感から来ている。ひとりで悩めば悩むほど深みにはまり、抜けられなくなる。そんなときは開き直って人に話すなど、行動するしか打…

すぐにやる

仕事はすぐに片付けるに限る。時間が経てば経つほど手がつけられなくなる。どれくらいでできるかを考えて、すぐにできると判断したら、さっさとやる。これが仕事をためないコツ。もっと効果があるのは、意味のない仕事はやらないことだ。意味のない仕事は放…

ブルーマンデー

月曜日は憂鬱。休みたいと思う人が多いのでは?でも、いつも通り身支度して家を出れば、そのうち調子が出てくる。病気でない限り、前に進むしかない。

何をもって覚えられたいか?

P.F.ドラッカーが「何をもって覚えられたいか?」と問いかける。人々に自分の何かを覚えてもらうには、人々が持っていないものを自分が持ち、それを人々に与えられなければならない。人生の中で経験したこと、学んだこと、その結果から得たものを人々に与え…

[プロジェクト] 不確定要素を無くす

物事をうまくやるにはいつ、どこで、誰が、何を、どのようにやるかが明確になっている必要がある。その中に一つでも不確定なものがあれば、うまく行かない。PMは不確定要素を発見し、それを無くさなければならない。例えば、あるタスクに人がアサインできて…

試験を受けて技術力を確かめよう

IT業界のとんがった人達の間では、情報処理技術者試験は仕事に役立たないと言われているようだ。確かに直接仕事の役に立つようなことはないかもしれないが、少なくとも基本情報技術者試験に出題されるようなコンピュータやOSの基礎知識がないと、システム開…

メンターを持とう

一生のうち何度かは自分を引き上げてくれる人(メンター)が現れる。人はメンターの指導によって飛躍的に成長する。コンサルタント会社では組織的に当てがうらしいが、大抵は自分で探すしかない。優れたメンターを見つけるのは難しいが、その人から指導しても…

自分のために人を育てる

今よりレベルの高い仕事をしたければ、今抱えている仕事を誰かに引き継がなければならない。そのためにもその仕事ができるくらいのレベルにまで人を育てる必要がある。自分がこれまで修得した技術や培ってきたスキルを人に教えるのは勿体ないと思うかもしれ…

目標を持つ

何かやらなければならないことや、やりたいことがあれば具体的な目標を設定する方が良い。その目標が遠ければ、何段階にも分ければ良い。現在自分が置かれている状況など気にせずに目標を達成することだけを考える。必ずや良いアイデアや行動が産み出される…