親が果たすべき責任

親は子供が社会で生きていけるようになるまで養い育てる責任がある。経済的にも、精神的にも支えてやらねばならない。経済面では、衣食住はもちろん、社会で最大限の機会が得られるよう、子供が望む教育を十分に受けさせてやるべきである。精神面では、社会で強く生きていけるように厳しく躾ることも大事である。叱ると子供の心が傷つくと言って叱らない親がいる。親が傷つけなくても、社会が傷つける。叱らずに済ませば親は楽ができるが、後で苦労するのは子供である。子供が大怪我する前に、間違ったことをしたら叱って心を鍛えておくべきだ。叱った後、優しく包んであげれば、憎くて叱った訳では無いことが分かるだろ。これは子供が小さいときからやっておかないと大きくなってからでは手遅れである。逆ギレされるのがオチだ。子供がある程度大きくなり、大人の話が理解できるようになれば、親は自分達が失敗した経験を伝え、同じ轍を踏まさないようにすべきである。親の人生を足してやれば、子供はより良い人生が送れるだろう。いつも子供の行く末を考えてやるのが親の務めである。