マイルストーンを利用する

大きな目標を達成したければ、目標を小さく分割し、ひとつずつ片付けければ良い。プロジェクトではこの小さな目標をマイルストーンという。プロジェクトメンバーはマイルストーンに向かって仕事を進める。マイルストーンがないと、メンバーはプロジェクトの大きさに怯えるか、出口の見えないトンネルをさ迷うだろう。目先の目標としてマイルストーンは重要な役目を果たす。ユーザーレビューの日程をマイルストーンにすることが多い。中間成果物をその日までに作らなければならない。その日までに何をしなければならないのかが分かりやすいという点でメンバーの集中力が引き出しやすい。また、ユーザーの思いと異なるものを作り込んで、大きな手戻りになるのを防止する効果もある。プロジェクトを成功させるためにもマイルストーンをうまく利用しよう。