ビジネス

業務プロセス

企業は業務プロセスを通じて、経営資源をより価値の高い経営資源に変換する。業績に問題があれば、業務プロセスを分析し、改善を施す。組織的学習により、業務プロセスは常に進化する。

経営資源

企業活動において必要不可欠なもの。投資することにより、増やせるもの。

塵も積もれば

1ヶ月100円のサービスでも、10万人の客を集めたら、1ヶ月当たり1000万円の売上が上がる。インターネットなら、集められる。

RPV理論

RPV理論では、経営資源・業務プロセス・価値観を統合的に捉えることにより、組織の強みや弱みを規定することができるとしている。経営資源はヒト・モノ・カネであり、製品やサービスを産み出すための資源である。業務プロセスは製品やサービスを産み出す手段…

競争優位の戦略

差別化と低価格。そして、その優位性を歓迎してくれるマーケットへの進出。

規制強化と規制緩和

政府による規制強化と規制緩和は、いずれも企業にとっては変革を起こすためのチャンスとなる。それを生かす意欲があれば、マイナスに見えることもプラスに転じることができる。

価格競争

製品の機能や品質において差別化が図れなくなると、価格競争が始まり、生産コストや販売コストを下げる方向に努力が向けられるようになる。

理論の証明

過去の事例がその理論で説明できたとしても、今後起こることがその理論で説明できるとは限らない。

模倣

自社より優位にある同業他社を模倣しても同じように業績が良くなるとは限らない。既にその他社が業績を上げた時代と現在では状況が異なっている。そもそも社風や社員が持つマインドも違うのに、他社の真似をしても時間やコストがかかるだけで、何のメリット…

交渉

譲歩できる条件を明確にする。それ以上の譲歩を求められたら、交渉決裂も仕方がない。将来に禍根を残すくらいなら、その方が良い。

トラブル対応に要した時間

トラブル対応に要した時間は何の利益も生み出さない。その時間は短ければ、短いほど良い。当然、顧客にとっても対応時間が短いほど喜ばれる。利益があるとしたら、対応が良くて、顧客の信頼が厚くなればの話である。トラブルは無いに越したことはない。未然…

ルールの変更はチャンスである

法律や制度等のルールが変更されると、IT業界は忙しくなる。システムエンジニアにとっては迷惑な話だが、経営者にとってはまたとないチャンスである。システムエンジニアは、技術動向だけでなく、法律や制度等の動向についてもアンテナを張っておく方が良い…

商談で押さえておくべきところ

顧客の与信 顧客情報(資本金・従業員数・社歴・関連会社・取引先・取引銀行・業務内容・業界での位置付け等) 案件の目的や背景 管轄部署 責任者 要求内容 制約条件 責任範囲 納品物 納期 想定されるリスク 将来性・継続性 次回打ち合わせ

契約は妥協しない

契約書は、面倒がらずに必ず読み、将来起こり得ることを想定して、問題がないことを確認してから締結する。必要なことが網羅され、重複がないことも確認する。不利な条項が盛り込まれていれば、署名や捺印はしないで、相手に変更を要求する。決して妥協して…

起業のネタを探す方法

自分の好きなものを洗い出す。 自分の得意なことを洗い出す。 自分が欲しいと思うものを洗い出す。 自分が欲しいもので不満な点を洗い出す。 世の中で不満に思われていることを洗い出す。 考える時間を持つ。

新技術の採用

新技術の採用は失敗する可能性がある。 その技術が本当に必要なのか、代替技術はないか、検討する。 検討の際は、要求項目毎に比較できる表を作成する。 その技術についてメーカーの説明やデモを受け、要求通りのものかどうか吟味する。 将来、その技術が廃…

信頼とコスト

信頼度が高いと、信頼してもらう手続きが簡略化され、結果的にコストが下がる。

事業の変遷

創業期:事業創造・投資 成長期:組織化・標準化・効率化 成熟期:自動化・蓄積 変革期:再編成・統廃合 衰退期:清算・模索

生産性と品質の高いものが制す

人手不足の業界においては、最小のリソースで最大の生産と品質を得る者だけが覇者になれる。

顧客対応

顧客対応は、個人ではなく、組織で行うべきである。顧客の信頼を得るために、組織は個人への権限委譲を明確ににすべきである。

チャンス

クレームやアクシデントは、信頼獲得、業務改革、技術革新、に繋がるチャンスである。問題から逃げずに、解決に向けて知恵を絞るべきである。

リスクを取るところが勝ち残る

発注する側は、発注先が信頼でき、問題が起きても逃げずに最後までやり遂げてくれることを望む。受注する側は、それに応えられる体力がなければならない。問題が起きて損失があっても、それを乗り越えて、責任を果たす力がなければならない。恐れずにリスク…

選択と集中

資源には限りがある。少ない資源をいつ、どこに投資するかによって、その効果は違ってくる。小さな組織であっても、いくら資本が少なくても、最適な市場、顧客を選択し、適切な人材や資金を投入すれば、大手に勝つことができる。持てる資源だけで判断せずに…

良いサービスを提供するには

良いサービスを提供するには、提供する側がユーザのニーズを引き出すスキルを持たねばならない。要求定義のノウハウを持つべきである。

サービスとは

サービスは売り込むものではない。買い手が自ら求めるものである。売り手は、マーケティングにより買い手が求めるものを知り、買い手が満足するものを提供できるよう体制を立てなければならない。

契約で自らを守る

起こって欲しくないことを予め契約書に盛り込んでおく。例えば、システム開発で最も困るのが、要件の追加や変更である。当初決められた要件でプロジェクトを進めているのだから、その要件にないことは別のプロジェクトで扱うべきだ。契約書には、「要件の追…

契約書はしっかり読む

契約書はしっかり読み、自分にとって不利な条項が書かれていないことを確認しなければならない。うまくいかなかった時や紛争になった時を想定して読む。不利な条項があれば、相手に訂正を求め、少しでも有利になるよう交渉すること。

契約書は自ら出す

契約書を書くのは難しく、面倒である。しかし、不利な契約を結ぶくらいなら、自分で作る方が良い。受益者負担という考えである。