リーダーシップ

余裕のあるリーダー

余裕のあるリーダーがいる組織は必ずと言って良い程うまくいく。考える余裕が先手を生み出す。リーダーは、目標を設定し、その達成の為に実行すべき作業をメンバーに指示しなければならない。メンバーがどんなに忙しくしていても、リーダーは自ら作業をして…

リーダーの仕事

先を見て、メンバーを導くのがリーダーの仕事である。

リーダーである前に技術者である事

技術者達のリーダーになる為には、同じ技術者として尊敬されなければならない。リーダーは、目の前で起こっている技術的問題に対して、直接解決できなくても、解決に導く示唆が出来てこそ技術者として尊敬される。リーダーになってからも、日々技術に磨きを…

管理職の勤務心得

管理職は、部下よりも早く出勤し、部下に指示する為の準備をすべきである。そして、部下よりも早く帰り、部下が上司に気兼ねして残業するような無駄を無くさなければならない。

大事な時に逃げない。

大事な時は逃げずに立ち向かってこそ人は付いて来る。

リーダーの使命

目標と計画を明確に示し、あらゆる手段を使って、チームを目標に導いて行くのがリーダーの使命である。

新任のリーダー

新任のリーダーは、メンバーの目の前で血と汗を流さねばならない。そして、持てる実力を示さなければならない。メンバーは新任のリーダーが過去にどのような実績を上げたか知らない。トラブルが起きた時は絶好のチャンスである。

精神論

知識労働、頭脳労働の世界では精神論を軽視する風潮がある。しかし、「気合い」や「根性」で困難を乗り切れる事も多々ある。リーダーは精神論を振りかざすだけでなく、メンバーがその気になるような環境や雰囲気を作らなければならない。

叱り方

叱る相手の存在や人格を否定してはいけない。 人前で叱らずに、別の場所で個別に叱る。 何を改善して貰いたいのか、ポイントを絞って叱る。 自分が残念に思う事を表明する。 失敗のプロセスを一緒に考える。 相手が理解、納得したら、叱るのを終える。 叱っ…

リーダーがしてはならない事

公私混同する。 えこひいきする。 自分の都合が良いように解釈し、振舞う。 人前で部下を叱り、恥をかかせる。 自分の考えを押し付ける。

選ばれるべきリーダー

自分達を危険な方向に導く者をリーダーに選んではいけない。問題解決を一つの方法でしか考えられない無能な者をリーダーに選んではいけない。嘘をつかず、信頼できる人物を選ぼう。自分よりも周りを大切にする人物を選ぼう。自分達の未来を託せる人物を選ぼ…

リーダー失格

周りの意見に左右され、ふらついた言動が目に付くようでは、リーダー失格と言える。開き直って、人の気持ちや意見を無視して、自分のやりたいことを優先するのは更に悪い。

メンバーを守る

リーダーたる者、メンバーを守ることが最大の使命である。弱い者をいじめるのはもってのほか。それが家族であろうが、職場であろうが、国であろうが、例外はない。

人心収攬

人心収攬に欠かせないのは、公平さと思いやりである。公平さを守るには、誰にでもわかる明確なルールを設け、それを基準とした信賞必罰を例外なく徹底して行わなければならない。思いやりは、相手の立場で考えることであり、自分を優先していては持つことが…

部下への仕事の与え方

その仕事の目的を説明する。 その仕事の期限を指定する。 手順を説明する。 ノートを取らせる。 説明した内容を復唱させ、理解度を確認する。 実際にやって見せる。 実際にやらせて見せる。 計画を立てさせる。 定期的に進捗状況を確認する。 労い、褒める。…

保身

リーダーが自分のことだけを考えるようになると周りが見えなくなる。そして全てを失う。

部下を甘やかさない

組織が目指していることにおいて、部下への要求を下げてはならない。部下には、困難なことであっても、できるようになってもらわないと、組織としては困る。決して部下を甘やかしてはならない。

リーダーの役割

成功したときはメンバーを称え、失敗したときは責任を取る。それがリーダーだ。

リーダーが守るべきもの

リーダーは個人的な主義や信条、プライドを捨ててでも部下や組織を守るべきである。

リーダーの自覚

リーダーは自分がメンバーに与える影響を考えて、自らの言動をコントロールすべきである。

組織のためのリーダ

組織全体を考えること。自分を上回る人材を育成すること。

問題が頻発するとき

立て続けに問題が発生すると、目先の対応に追われてしまう。問題が頻発するときは、必ず何か根本的な原因があり、それを取り除かない限り、決してなくなることはない。対症療法的な問題解決をしていては、損失を抑えるだけで、何ら新しいものを生み出すこと…

目標設定

組織の目標を達成するには、メンバーにそれを示すだけでなく、メンバーの役割に応じた目標を示さなければならない。その目標は、それを達成すれば組織の目標に近づくことができ、しかも身近なものでなければならない。その目標は数値化することにより、達成…

上司より先に帰ってもいいですか?

上司より先に帰っても良いと思う。ただし、やるべきことが済んでいればだが。上司も同じで、やるべきことを済ましてから帰るべきである。報酬は仕事や役割に応じて支払われる。上司の給料が部下よりも高いのは、部下の能力を引き出し、事業を効率良く運営す…

リーダとして優先すべきこと

忘年会の日だというのに客先のシステムがトラブった。部下数名が対応していたので、応援に駆けつけた。あまり知らないシステムなので、技術面では微力にしかならなかったが、客先の部長の相手をするだけでも役に立てたようだ。また、終電にも間に合わなかっ…

ビジョン

ビジョンはシンプルで誰にでもわかりやすく表現されなければならない。それに名前がついていれば記憶に残り易い。明らかにすべきことは、 実現したときにもたらされる状況や恩恵 実現する時期 実現する範囲 恩恵を受ける人達 そのビジョンを描く背景や理由 …

CMMを組織に応用すると

CMMを組織に応用すると、 (レベル1)何の秩序も計画性もない状態。 (レベル2)リーダの指示の元に効率良く目的を達成できる。組織の規模は小さい。 (レベル3)ルールが整備され、計画的に運営されている。リーダの指示を必要とする。 (レベル4)メンバーが自主的…

リーダは偉くない

リーダという肩書がつくと偉そうにしたがる人がいる。気持ちは分からなくはないが、端から見て滑稽である。リーダという役割を果たしてもらうために肩書をつけるのであって、偉そうにしてもらうためではない。偉いかどうかは他人が決めることであって、自分…

リーダの条件

・目的を見失わず、メンバーを導く。 ・決断力がある。 ・責任感が強い。 ・交渉力がある。 ・統率力がある。 ・機動力がある。 ・コミュニケーション能力がある。 ・情報をうまく活用する。 ・適時に適切な手が打てる。 ・意志が強い。 ・熱意がある。 ・人…