システム開発

トラブルになると

システムの障害が起きると、何をさしおいても対応する必要がある。夜中であろうが、休日であろうが、逃げられない。ユーザーの問題であれば、信頼獲得に繋がるが、開発側の問題であれば、ユーザーの信頼を失わないための努力でしかない。予定していなかった…

品質について

品質が良くなれば、コストは下がり、納期は短くなる。 品質は組織全体で改善しなければならない。 品質の悪い組織から品質の良い組織にするまでは、一時的にコストは上がり、納期は長くなる。組織の体質改善には時間と労力が必要となる。 一旦、品質を上げる…

製造

■製造の目的 内部設計書に基づき、プログラムを作成する。 単体テストを実施し、内部設計書通りにプログラムが作成されていることを確認する。 ■製造の方法 コーディング規約に従ってコーディングを行う。 雛形を作っておけば、コーディング規約が守りやすく…

内部設計

■内部設計の目的 内部処理やビジネスルール、データ検索・編集・更新処理等を設計する。 ■画面設計の方法 画面のビジネスルールを記述する。 データ入力チェックルールを記述する。 データ項目編集ルールを記述する。 初期値、デフォルト値を定義する。 デー…

外部設計

■外部設計の目的 画面や帳票、外部システムとのインターフェイス等を設計する。 ■画面設計の方法 画面イメージを作成する。 画面のサイズ、色調、各項目の配置等は標準規約に従う。 操作性についても標準規約に従う。 メニュー構成を決める。 画面遷移図を作…

システムテスト

■システムテストの目的 ハードウェア、ソフトウェア、アプリケーションの関係において信頼性や性能に問題のないことを確認する。 ■システムテストの方法 システムテスト仕様書はシステム設計書を基に作成する。 システムテストには、性能テスト(パフォーマン…

結合テスト

■結合テストの目的 プログラム間のインターフェイスにおいてデータの連携が正しく行われることを確認する。 ■結合テストの方法 結合テスト仕様書は外部設計書や内部設計書を基に作成する。 プログラム間のインターフェイスのデータパターンを漏れなく洗い出…

総合テスト

■総合テストの目的 サブシステム間のインターフェイスにおいてデータの連携が正しく行われることを確認する。 ■総合テストの方法 総合テスト仕様書は基本設計書や外部設計書を基に作成する。 サブシステム間のインターフェイスのデータパターンを漏れなく洗…

運用テスト

■運用テストの目的 業務の流れに沿ってシステムのテストを行い、期待する結果が出ることを確認する。 業務担当者がシステムの操作や運用に慣れる。 ■運用テストの方法 本番データを使用する。 現行システムがある場合、同じ入力を行い、同じ出力結果が出るこ…

仕様変更の原因

■ユーザ側の責任 ・ユーザ要件から漏れていた。 ・ビジネス環境が変わってしまった。 ・法律や制度が変わってしまった。 ・経営方針が変わってしまった。 ・ユーザの組織が変わってしまった。 ・ビジネスモデルが変わってしまった。 ・ビジネスルールが変わ…

要件定義の種類

要件定義にはふたつの種類がある。機能に関する要件と機能以外の要件である。機能に関する要件は業務をどのようにシステム化したいのかを記述する。機能以外に関する要件はパフォーマンスやセキュリティ等、業務には直接関係のないことについて記述する。最…