仕事

目的を確認する

目的を知らずに仕事を進めてはならない。何をもってその仕事が終わるのかを知らずして仕事を始めるのは愚かである。その仕事の目的がわからなければ、始める前に確認すべきである。

組織的に働く

組織的に働くとは、まず仕事仲間とコミュニケーションを取り、一人ではできない仕事をできるようにすることである。一人で仕事を抱えてはならない。いずれ破綻をきたし、結果的に仲間に迷惑をかける。組織的に働くことが自分も仲間も助けることになる。

上司の値打ち

上司は、部下のできない仕事ができるからこそ、上司といえる。部下が困っているときこそ、上司の値打ちがわかる。

資料を捨てる

資料は個人で持たず、組織内で共有する。個人で持つなら、必要最小限に留める。個人持ちの資料で更新版を受け取ったら、前のものはすぐに捨てる。保存している資料で1ヶ月も見ないものは、今後も見ないはずなので捨てる。ただし、紛争関係で証拠になるよう…

天職

少々の辛いことがあっても、その仕事が楽しいと感じられるなら、それは天職である。

仕事が進まない時の対処法

やりたくない仕事は、考える前に体を動かし、兎に角仕事に着手してしまえば、抵抗がなくなる。 集中力は長く持たない。休憩を入れることによって集中力が回復する。 細かいことに気になる時は、兎に角最後までやり通す。全体が見えれば、気になった所をどの…

ひとつずつ片付ける。

仕事が山積みになっていると、あれこれと手を着けてしまいがちである。割り込みの仕事でも、数分で終わるようなものであればすぐにやるべきであるが、数時間かかるようなものであれば手を着けるべきでない。最もすぐにやらなければならない理由が明確にあれ…

情報伝達

情報は、何を、誰に、いつ、どのように伝えるかをよく考えて行わなければならない。

時間管理

考える時間を持つ。 毎晩、翌日の予定を立てる。 体調を整え、頭の回転を良くしておく。 人と話をする時間を取る。 人を育てる時間を取る。 目標を明確に持つ。 計画は綿密に立て、予定より時間が余れば、雑務や情報収集、勉強に当てる。細切れの時間でする…

成果

仕事は、成果が上がらなければ、意味がない。成果の対象と水準を明確に定義し、それを達成するために仕事のプロセスを定義しなければならない。成果をより早く、より少ない労働力で上げられるよう、仕事を改善しなければ、競争力を維持向上できない。

会議の運営

会議の目的を明確にしておく。 会議の目的に合わせた参加者を招集する。 開始と終了の時刻を明確にしておく。 議題の順序を論理的に決める。 会議のタイムチャートに基づいて議事を進める。 議長は発言が議題からそれないようにコントロールする。 担当者を…

先を読め

常に先を読んで想定しておけば、余裕を持って行動できる。更に先を読んでいない人達をコントロールできるという点で有益である。場当たり的な対応をしている人は、時間をかけてでも先を読む時間を取るべきである。

要領良くやる

調査依頼等を受けた時、依頼に対する受け応えの仕方によっては、しなくてよい場合がある。また、時間をかけなくても、重要ポイントを押さえておけば良い場合もある。要領良くやらねば、いくら時間があっても足りない。

先のことまで考える

忙しいと目先のことしか考えなくなってしまう。良い仕事をするためには、数ヶ月、数年後のことを考える時間が必要である。想像力を働かせ、できる限り幅広く、多くのことを考え出す。常に考えたことが最適かどうかを検討し、必要に応じて変更する。そのよう…

相談する

物事を決める上で何らかの迷いがあれば、しかるべき人に相談すべきである。

仕事の管理

タイムマネジメントという言葉がある。実際のところ、時間は管理できない。管理できるのはその時間内で行う仕事である。仕事の中にも、自分が作業するものと、他人の協力が必要なものがある。優先度が高いのは、後者である。他人の協力を得るために、前もっ…

成果を明確に

仕事を始める前に、達成すべき成果を明確にしておく。たとえ途中であっても、それが想定していた到達点であれば、達成感が得られ、別に予定していた仕事に着手できる。成果を明確にしないで仕事を進めると疲労感だけが残ることになる。

すぐに終わる仕事はすぐにやる

すぐに終わりそうな仕事はすぐに手を付ける。後に回すと忘れてしまうことが多いので、そうするように心掛けている。時間のかかる仕事をしていて、気持ちが乗っている時は、手を止めるべきではないが、そうでない時は、すぐにやる。やるべきことが多いと、精…

人に仕事をさせるということ

人に仕事をさせるにはスキルが必要だ。自分がやる気を出して、その仕事をマスターし、効率良く行うのは容易い。如何にやる気の無い人間にやる気を引き出させるか。仕事を覚えさせ、効率よく行えるように指導し、さらに自分で考え、自分で行動できる人材に育…

なぜ忙しいのか?

忙しいと不満を言っていても仕方が無い。なぜ忙しいのかを問い、改善する努力をしなければ、忙しさは解消できない。トラブルが多くて、その対応に時間が取られているのであれば、トラブルを減らせばよい。なぜトラブルが多いのか。品質がわるいから。なぜ品…

心が生産性と品質を左右する

人間関係や経済的な悩み等があると、生産性や品質が悪くなる。悩みがなく、仕事が楽しければ、生産性と品質は格段に向上する。

経験者を巻き込む

経験のない仕事を進めるのは危険である。前人未踏の仕事ならいざ知らず、リスクを取る必要のない仕事には手をつけるべきでない。経験はないが、戦略的に必要な仕事をやるなら、必ず経験者を参画させるか、経験者の助言を得るべきである。

チェック

仕事を人に任せたら、必ずその成果をチェックすること。要求したことが実現できているか、要求水準を満たしているかを納得するまで確認すること。

実績が上がらないとき

実績が目標通り上がらないと判断したときは、次の目標を達成するための種まきをしておく。決して諦めてはならない。

手帳の使い方

時節柄、巷の書店では手帳の使い方の本が所狭しと並んでいる。私もこれまで手帳には凝った方だが、最近はシンプルな使い方で落ち着いている。見開き一週間で左がスケジュールのページ、右が罫線入りのページになっているものを使っている。スケジュールのペ…

完璧主義は仕事を遅らせる

当たり前のことである。完璧を基準にしていると、成果物の出来映えが気になり、ついつい出すのが遅くなる。知らぬ間に時間が経ち、更に出し辛くなる。100%を基準にするよりも、0%を基準にする方が良い。無いよりましである。質は、数をこなし、熟練すること…

直感力をつける

仕事を早く片付けるには直感力が必要である。ソフトウェア業界での例を挙げると、デバッグや障害発生時の原因究明等がある。直感力と言っても、先天的なものではない。経験や知識がないと適切な直感は働かない。まずは、目の前の事象からできる限り多くのこ…

マルチタスク

コンピュータの世界では、効率良く仕事をするのに、マルチタスクは有効であるが、人間が仕事をする場合はそうでもない。いずれの仕事も仕掛り中で一日が終わり、モヤモヤした気持ちが残ってしまう。ひとつでも仕事が片付いていると、僅かでも達成感がある。…

優先順位

仕事には、「しなければならないこと」(Must)、「すべきこと」(Should)、「したいこと」(Want)がある。当然、Must、Should、Wantの順に片付けていくべきであるが、なかなかWantに行き着かないのが現実である。WantとMustが一緒の仕事をしている人はとても幸…

上司の役割

部下が働きやすい環境を作る。 部下の能力を引き出す。 部下を育成する。 部下に適切な指示をする。 部下を使って目標を達成する。 部下を支援する。 部下のやる気を引き出す。 部下の悩みを解消する。 率先垂範する。 意志決定する。 戦略を立てる。 組織を…