ボトルネックに気づく


プロジェクトを進めているとどこかのチームが遅れ出してくる。
そこには何らかのボトルネックが存在する。


チームのリーダーがボトルネックになることもある。
人にはいろいろなタイプがあって、他人に仕事が振れる人と、自分でやらないと気が済まない人がいる。
後者のタイプがリーダーになるとそのチームの進捗は悪くなる。
このタイプのリーダーは自分の役割を知っていて、仕事をメンバーに割り振ったりはする。
しかし、割り振った仕事の結果が気に入らなければ自分でやり直したりするので、結局手戻りになる。


リーダーはメンバーの育成も同時に行わなければならない。
メンバーの仕事の結果が悪ければ、どこが間違っていたのか指摘し、どのようにすれば良かったのかを指導すべきである。
それを行うことにより、メンバーのスキルが上がり、リーダー自身も楽になるのである。


プロジェクトマネージャーはボトルネックになっているリーダーにそのことを教えなければならない。
それでも改善しなければ、新しいリーダーを立て、ボトルネックを解消する義務がある。


ボトルネックを見つけたら、すぐに対応しなければならない。
その対応が遅れるほど、取り返しがつかなくなるので、注意が必要だ。