外注管理は厳しく


大きなプロジェクトでは協力会社の参加は必須条件だ。
私自身も外注として仕事をしたことが何度もあるので、外注という言葉をあまり使いたくない。
しかし、その管理ということでは「外注管理」が一般的な用語なので、ここでは使うことにする。


協力会社から得られる人材は当たりはずれがある。
技術力があり、優秀で積極性があり、自主的に何でもやってくれる人が、なぜこんなに単価が安いの?という人もいれば、技術力もないのに文句ばかり言うし、自分から動こうとしない、しかも単価が高いという人もいる。
当たりの人は別のプロジェクトでも一緒に仕事をしたいと思うが、はずれの人は今すぐにでもやめてくれと思ってしまう。
やはり、技術者を採用するときは慎重さが必要である。
採用基準をしっかり持った上で、妥協しないことが大事である。
そのためにも十分な検討時間と選択肢を持ちたいものである。


採用基準はプロジェクトによって異なるだろうが、一般的な基準は持っておくべきだと思う。
そこは人事のプロから学ぶことが多いだろう。
私自身もまだまだ勉強不足だ。


日頃の管理について思ったことは、厳しいくらいが丁度良いということだ。
優秀な人については管理しなくても、順調に仕事が進むことが多い。
そうでない人については管理しないとひどい場合は勤務態度まで悪くなってしまう。
頻繁に休む要員がいて苦労をしたプロジェクトマネージャーも多いだろう。


いずれにせよ、外注管理をしっかりしないと、プロジェクトの進行に悪い影響を与える。
支払う分はきっちりと成果を上げてもらわないとプロパーのモチベーションも下がってしまう。

外注管理もスキルの一つなので、今後も勉強する必要があると考えている。