システム管理

データセンターの活用

十分な災害対策や障害対策が必要である。 マシン室の入退出管理等のセキュリティー対策が必要である。 24時間、365日無停止の運用が必要である。 スキルの高い運用管理が必要である。 運用コストを下げたい。

施設管理

地震・落雷・火災・浸水等の災害対策を施す。 入退室管理を行い、関係者以外の入退室を禁止する。 入退室の記録を取り、定期的に分析する。 定期的に施設のメンテナンスを行う。

資源管理の項目

■ハードウェア 機種 機器名 メーカー シリアル番号 取得日 取得価格 設置場所 設置部門 ■ソフトウェア 名称 バージョン 動作環境 設定パラメータ ライセンス数 シリアル番号 インストールされているPC 取得日 取得価格

サービス管理の方法

利用部門の業務を考慮し、サービスを提供する時間帯を取り決める。 サービス時間帯に勤務できるよう体制を立てる。 サービスを提供する拠点・部署・利用者、および利用システムの管理台帳を作り、把握する。利用部門の窓口を設けておく。 システムの停止時間…

サービス管理の対象

サービス時間帯 サービス拠点・部署・利用者 サービス体制 対象システム システム停止時間・システム稼働時間

移行管理の方法

導入・移行スケジュール(日程・タイムスケジュール)を立てる。 拠点・利用部門・利用者に導入・移行スケジュール、移行するシステムやデータについて連絡する。場合によってはデータ入力やデータ検証等を依頼する。 導入・移行体制を立て、責任者や担当者…

移行管理の対象

移行スケジュール(日程・タイムスケジュール) 移行場所(拠点・部門・利用者) 移行体制 移行対象(システム・データ) 移行手順 リスク(バックアップ・リカバリ手順)

品質管理の方法

定期的にハードウェアの予防保守を行う。 定期的にハードディスクやデータベースの空き領域を点検する。 常にソフトウェアのバージョンの整合性や同期を取る。 運用担当者の操作ミスを防ぐために、チェックリストを作成したり、オペレーションツールを利用す…

費用管理の方法

ハードウェアやソフトウェア等を購入するときは、RFP(Request For Proposal)を作成し、メーカーに提案を要求する。価格だけでなく、提供されるサービスレベルや品質等、あらゆる側面から検討し、発注先を選定する。 初期導入費用(Initial Cost)だけでなく、…

費用管理の対象

■初期導入費用 ハードウェア購入 ソフトウェア購入 設備工事 回線工事 ■運用保守費用 ハードウェア保守 ソフトウェア保守 回線使用料 人件費 備品・消耗品 家賃・光熱水費

障害管理の方法

障害の発生日時や発生場所は、原因追求や影響調査で必要になるため、把握しておく。 どのような現象が発生しているのかを連絡者から詳細に聞き出す。 エラーメッセージやエラーログ、データの状態等からシステムの状況を把握し、いつ、どこに、どのような影…

障害管理の対象

発生日時 発生場所 連絡者 現象 影響 原因 暫定対応 関連箇所の対応 恒久対応

安全管理の方法

災害が発生しても、速やかに業務が再開できるよう、別の拠点にバックアップシステムを備えて置く。または、システムやデータのバックアップ媒体を別の拠点に保管しておく。 マシン室の入退室管理を行う。 サービス提供者と利用者に機密保護や個人情報保護の…

安全管理の対象

災害対策 セキュリティ対策 ウィルス対策

性能管理の方法

定期的に性能測定を行い、記録する。 性能劣化が見受けられたら、その原因を調査する。 性能劣化の原因として、データ量の増加・トランザクション量の増加・トラフィックの増加・ジョブの増加・プロセスの増加・利用者の増加・機器の増加・ソフトウェアの増…

性能管理の対象

ハードウェア性能 ソフトウェア性能 ネットワーク性能 レスポンスタイム ターンアラウンドタイム

運用管理の方法

年間の稼動日程を計画する。 日次処理の運用スケジュールを立てる。 週次処理の運用スケジュールを立てる。 月次処理の運用スケジュールを立てる。 年次処理の運用スケジュールを立てる。 随時処理や定時処理の一時変更は依頼内容(処理日時・ジョブ名・異常…

運用管理の対象

運用スケジュール 運用体制 運用手順 ジョブネット 運用記録 操作マニュアル 操作手順

構成管理の方法

ハードウェアの構成図や構成表を作成し、変更の都度更新する。また、設定情報についても更新しておく。 ハードウェア構成を変更する時は、全体の整合性や互換性について考慮する。また、電力供給等のキャパシティについても考慮する。 ファームウェアやドラ…

構成管理の対象

ハードウェアの全体構成 ソフトウェアの全体構成 ネットワークの全体構成 ドキュメントの全体構成 ソフトウェアのバージョン プログラムソースのバージョン ライブラリのバージョン 設計書・仕様書・運用マニュアル等ドキュメントのバージョン

資源管理の方法

データを保全するためにバックアップ/リカバリーの運用を実施する。 データ量を定期的に測定し、不要データの廃棄やディスク容量の増強を図る。 安全性、信頼性、拡張性、性能を確保するために、ハードウェアの増強を図る。 安全性、信頼性、拡張性、性能を…

システム管理の手順

システム管理上の課題を洗い出す。 課題に優先順位を付ける。 優先順位付けは、放置すると大きな事故につながる課題を優先し、サービスレベルの向上、コスト削減等の目的や基準を明確にして行う。 課題に関して達成すべき目標を設定する。 課題に関して調査…

資源管理の対象

データ ハードウェア ソフトウェア ネットワーク アプリケーションプログラム 設備 運用体制

システムの管理対象

資源管理 構成管理 運用管理 性能管理 安全管理 障害管理 費用管理 品質管理 移行管理 セキュリティ管理 サービス管理

安易に変更しない

正常に稼働しているものを安易に変更してはならない。どうしても変更しなければならない場合は、次のようなプロセスを踏むべきである。でなければ、変更した個人が責任を取らなければならなくなる。 なぜそれを変更しなければならないのかをよく考える。 変…

障害予防策

障害対策マニュアル 障害復旧手順書 障害復旧リハーサル 定期予防保守(ハードウェアの点検・ディスク容量・データベース容量等の定期チェック) ログの定期チェック 処理時間の定点観測 セキュリティチェック 定期予防保守報告 アプリケーションのバックアッ…

障害対応

関係者(利用者・管理者・経営者等)への運用停止連絡 障害状況(障害発生日時・障害発生場所・通報者・対象システム名・対象媒体・現象・影響範囲・環境・オペレーション等)の把握 被害状況(業務への影響等)の確認 被害拡大防止措置 関係者(利用者・管理者・経…

障害の種類

ハードウェア障害 ソフトウェアのバグ トランザクション量増加によるレスポンス低下 設計ミス プログラムミス プログラム改修によるデグレーション 入力データチェック漏れ テスト不十分 プログラムバージョン不整合 環境設定ミス データの移行漏れ 移行手順…