現実を変えるには

現実とは、各個体の内的表象に過ぎない。人間関係は、主たる活動の場となっている集団の中で形成され、それぞれが持つ内的表象によって、互いの力関係を生み出している。現在の自己イメージが否定的である場合、活動の場を変え、肯定できる自己を演じる事により、現実を変える事ができる。ただし、社会的ラベルが強力に効力を発揮するような場においては、それを実現する事は極めて困難であると考える。