WBS(Work Breakdown Structure)

ユーザの要件定義が済んだら、それを実現するために行うべき作業を漏れなく洗い出す。さらに洗い出した作業を実現可能な大きさになるまで細分化する。これを構造化したものがWBSである。WBSがないと、プロジェクト全体にかかる工数が見積もれない。それに伴い、スケジュールや体制が立たない。WBSを作る作業はシステム開発のプロジェクトを最初から最後まで携わった経験がないと難しい。では経験がない場合はどうすれば良いか。身の回りにいる経験者に標準WBSを書いてもらおう。1時間もあれば結構な量のWBSが書ける。その中から今回のプロジェクトに必要な作業をピックアップすれば良い。また、足りない作業も見えてくるはずなので、付け足していけば良い。プロジェクト管理者の道具箱 フォーム集にサンプルを置いているので、良ければご覧頂きたい。