資産を残す。

システム開発を行う時は将来のことも考えてできる限り汎用性を持たせた構造設計をすべきである。そのシステム特有の機能を追加する前の状態を保存しておけば、別のシステムに流用できる。部品化しておけば、さらに用途は広がるだろう。実績のある資産を再利用することによって、生産効率は上がり、品質の良いシステムが低コストで構築できる。同じ苦労をするなら、後に残る苦労をした方が良い。ちなみに開発言語等の道具類は世間一般に流通しているもので将来性のあるものに絞り込むことが肝要であるというのは言うまでもない。