ユーザに対しても期限を切れ

人に仕事を依頼するときは必ず期限を切る、もしくはいつまでにできるのかを自ら言わせる。それは相手がユーザであってもである。例えば、ユーザに資料を提供してもらわないと設計や開発が進まないというような状況がある。ユーザの資料提供が遅れると設計や開発も当然遅れる。この場合、遅れの原因はユーザにある。ユーザに質問をしても回答が遅かったり、決めてほしいことが決まらなかったりすると、それが遅れの原因になる。ユーザはお金を出す側だから自分達がプロジェクトで担当している仕事は遅れてもよいというような話にはならない。プロジェクトにおいては、自分に割り当てられた仕事は期限までに仕上げるという点で平等である。だから、ユーザに対しても遠慮なしに期限を切るべきだ。期限内にできなかったら、追い込むことも止むを得ない。逆にこちらにも同じことを言われることを覚悟すべきだろう。言うからには言われる。言うからにはちゃんとやる。それがプロというものだ。

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